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血圧の上下の要因は あまりにも多数ありますが、
大きく分類すると4つの要素です。
心臓 |
脈が多い(血圧があがる)ポンプ回転が多い
運動時や 精神的(イライラ・ショック)な要素 先天的要素
漢方薬 牡蛎(牡蠣ガラ)などの精神的な要素を緩和するものと
肝(かんの虫)の薬が入る結構うまくいくことがあります。
病院では 、
テノーミン セロケンなど βーブロッカーといわれる薬で脈を落としますが
もちろん 落としすぎは危険です。
心臓は 筋肉でできています。
筋肉収縮力を 落とす薬に ワソランがあります。
漢方屋のいう話ではないですが βーブロッカーとワソランの同時使用は
大変危険なので 禁忌とされています。 |
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血管 |
血管は最大の臓器です。
血液を貯めておく容器にもなります。
容器といっても 伸縮する容器です。
柔軟な血管(容器)は 圧力(ポンプの力)があれば 伸びて容量を増や圧力を拡散します。
一方 圧力があっても 伸びなければ 圧がそのまま伝わるつまり 高血圧になってきます。
その代表が 動脈硬化で 圧を拡散する血管が 硬化して伸びないですから当然です。
病院 血管(動脈)をやわらかくする薬として一番遣われて入るのが アムロジピンです。
血管の壁の細胞に にカルシウムが 入るのを阻止して柔軟性を保とうとします。
腎臓絡み・・・
次の腎臓のところで詳しくふれますが、腎臓からは 血管を収縮させるホルモンがでています。
腎性高血圧の薬は このホルモンを妨害して血圧を下げます。
ストレス絡み
ストレス葉交感神経が 副交感神経より優位
アドレナリン分泌も多くなり 血管を収縮させます。
進化の過程で 狩りや闘争・また逃走するのに 血圧を上げておく必要がありました。
これも自然の摂理です。
しかし 人類文明社会においては この機能が 無用なときにも動いてしまいます。
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腎臓 |
腎臓は 排水機関と 不要を尿で排出する仕分け機関です。
不要物を尿として排出しますが 液体の排出ですから その量が多いと圧を下げることができます。
利尿作用で血圧を下げれますが、 液体が濃くなるわけですから 粘土があがることとなります。
粘土があがると血栓リスクも増えるわけでしから ラシックスのような利尿剤は むくみがないと処方されなくなってきました。
一方で多いのが以下の ホルモン関連です。
腎臓からは 高圧ホルモンがでています
。
液体(血液)の仕分けをして 排出しているのですから、腎臓の仕事は 腎臓に流れ込む血液に
作用されます。
そういった点からは 腎臓が 血管を収縮させるホルモンを出して 圧をコントロールするのは
自然の摂理にかなったことです。
病院
最近の病院は この種の薬が 多く処方れています。
咳などの副作用(エナラプリル)を伴うものもありますが この種の薬は価格も高く
多くの製薬メーカーが参入しています。
漢方見地
自然の摂理にかなって 圧を要求する腎臓・・・
そのホルモンを無理やり抑えて大丈夫? という疑問が残ります。
そもそも 腎臓の仕分け ろ過機能をもつ 糸球体は 極細血管の集合体
赤血球より細い 毛細管の通り抜けには ペッちゃんこになる変形能力が大事です。
通り抜け効率がよければ 圧を上げるホルモンの必要は 減少します。
ここで 次の血液の性質問題が 出てきます。
結論は 赤血球の品質がよいと 圧をあげなても良くなるということです。
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血液 |
液体にみえる血液には 多くの微粒子がふくまれています。
最も多いのは 赤血球で 約500万個ほどです。
赤血球は 酸素を全身におくる乗り物です。
人体では 99.86%の細胞が 赤血球の運ぶ酸素で生かされています。
肺で酸素をもらった赤血球は 自分より細い毛細血管を通過するとき ぎゅーっと絞られ
ペッちゃんこになって 通過していきます。
表面がもちもち ぷりぷりの赤血球なら 簡単にペッちゃんこになり、通過できますが、
表面が 硬くなったり(脂肪の付着) 表面が べたべた糊状(糖の付着)だと通過が困難になります。
腎臓の糸球体は 毛細血管の集まりです。
糸球体の通過がスムーズ 血圧を上げる必要なしということですね。
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